ATVキャンプ〜Soちゃんの与太話〜


    キャンプ&ATVツーリング〜林道〜

最近よく林道へ行きます。メンバーの数名は土曜日の朝から先発隊として出発{当然私も}土曜日は人数も少なくのんびりキャンプが楽しめるからだ。十時ごろ出発し、道中でキャンプの食材の買出しをします。
最初の頃は手の込んだキャンプ料理を作っていましたが、最近はレトルト物、缶詰等の食材ばかりチョイスしています。頻繁にキャンプをやるとこうなる傾向が多いらしい・・{単なる手抜き??}・・・ふくれた買い物のビニール袋から、クーラーボックスへ移し、いざキャンプ地へ〜山々に囲まれた渓流沿いにベースを張る。
トランポを止めて、キャンプ機材をセッティング、ATVを降ろし薪を集めて、一段落着いた所で「パシュ!!」っと前もって渓流で冷やしておいたビールでのリラックスタイムが始まる。
私はこの瞬間が大好きだ。小鳥の囀り、沢の音、木漏れ日。そしてあの大パノラマでのビールは「最高」・・・この言葉に尽きる!先発隊で行く連中はこのゆったりできる時間が好きだと思う。黙っていてもそう感じる。
地元のおじさん達が「この乗り物はなんだ??」っと珍しそうに関心をよせてくれる。いろいろ世間話をしていると、しまいには「そこの薪はお前達にやるわ〜」っと気分よく山を降りていく。
まったりしている間に、すぐ日が落ちてくる。もう一つの楽しみがこの時間にある。それは山頂からの大パノラマの夕日の景色。夕焼けの時間に合わせて山を登る。ここからの景色は誰にも教えたく無いと欲張ってしまう程の景色にしばらく言葉を忘れ、現実から離れられる時を作ってくれる。
夕日が沈んだら晩餐の準備の為、ヘッドライトを点灯、山を下りる。いつしか役割分担も自然に得意分野で分かれ、慣れた手つきで薪風呂の湯加減を調整し、バーナーでご飯を炊き、ランタンに火を灯す。森林に囲まれた大自然、季節には静かに照らす蛍の光、その延長で輝く満天の星空。超ワイドスケールなダイニングキッチンで火を囲みながらの晩餐は現実では不可能なほどの贅沢にも思える。大地に寝転び、日常では見ることのできない満天な星空を見上げてると、心の毒素は放出されていくような気分になる・・・。
そしてあっという間に夕焼けに空が染まりだし、ふと現実に帰って、翌日の為に慌てて睡眠に入る。
そして朝。前日はキャンプを満喫したので林道ツーリングを目一杯楽しむ。気持ちの良い林道を走破しながら自然と触れ合う、要所にある滝に近づくと五感全部でマイナスイオンを感じているのは私だけなのか?そんな思いを内に秘めながら沢で顔を洗うのは爽快である。そしてあっという間に一日が過ぎてしまうのが「林道」です。
帰りの公道をトランポ隊列を組んで無線で話しながらの帰り道も好きです。個々に家路に近づくと流れ解散、ガレージでATVや機材をおろし、余韻に浸りながら眠りにつく・・・。
私はこんな週末が大好きです。キャンプ好きなATVフリークとしての時を刻み、画像の補足として掲載しましたが、感動はいつも「林道」にあります。
そして、そんな「林道」を大事にしています。

  Let's go to the world of nature. 

いつの時もキャンプを楽しむ人達は創意工夫する喜びを知っていると思います。「工夫が楽しい。」それは何故か?そこには私達先祖が長年に渡って自然と共に暮らしてきた背景があるからではないでしょうか?焚き火を見ていると不思議と心身共に落ち着いたりするのもそこから来ている様に私は感じます。
人間の生活が変化して、現社会では自然とは別世界のようになってしまった「いま」でも人間の本質や実態は変わっていないと私は思います。
人間は自然を見て美しいと感じる感情を持っています。
その自然と一体になれることの心地よさを求めるには自信自ら行動しなくては体感できない時代となってしまいました。
日々の暮らしが忙しく、自分自身に時間をかけられない事に気づいたら、アウトドアーのフィールドでキャンプなどに時間を使ってみては如何でしょうか?貴方流の工夫を織り込み、爽快感が得られる時間、疲れた脳を開放できる最高のフィールドがアウトドアーにはあると思います。

  
Now,everyone...I will go to digital detox...
 
     デジタルデトックス・・・してますか?
今や猛烈に進化し続けているIT社会。私はすっぽりと頭の先までデジタル社会に埋もれ、気が付けばデジタル依存症となっているような気がします。PCやスマホの処理速度や通信速度が遅かったり、電波状態などでイライラしたりと・・・そんなストレスや電波という首輪につながれ、ごく当たり前のように生活しています。勿論それを代償に、いつでも誰とでもつながっていられますし、昔では考えられない程便利にもなってはいますが・・・。
そんな時代だからこそ、時に私は自らを見直す時間として、「圏外」へ出かけます。
そこには「圏外」を代償にあたえられる、デジタルデトックスの世界が待っています。

デジタル社会で唯一の心の毒素放出の手段ではないでしょうか。

         
  探究心
  
  〜デジタルとアナログの憂鬱〜
           
R3/11
近年・・・いや現代。スマホやタブレットが当たり前の時代となりました。そんな中、一昔前では考えられないほどに便利なアプリがフリーで使えるようになっています。そのおかげで僕達も探索の幅が広がり新規のルートを沢山見つけることができました。ですが、その代償に未開の地を新規開拓するワクワクとした新鮮な気持ちで探索が出来なくもなりました。林道の「その先」を知らないという事のアナログ的新鮮感。走る前から全てを把握できしまうつまらなさとデシタル的安心感。う〜ん・・・。初心に戻りアナログで居たいと思う今日この頃・・・。