名古屋ディジタル通信懇談会(NDC)の紹介
Introduction to Nagoya Digital Network Conference



 NDC(NAGOYA Digital Communication Conference)とは、「名古屋デジタル通信懇
談会」の略称で、愛知県・岐阜県および三重県にある約30局の転送型BBS(RBB
S)のシスオペとその協力者によって構成され、アマチュア無線を利用したデジタル通
信の研究・転送NET(FWDNET)の研究とその調整のために1990年にできた
グループです。

 1990年ごろ、当地区では名古屋市を中心にパケット通信人口が増えました。それ
に伴い転送型BBSも増えてまいりました。
 ご存知のように転送型BBSとは、隣から隣へ”バケツリレー方式”でメッセージの
転送を行う種類のBBSをいいます。
 単調にメッセージを次から次へと転送していくように見えるBBSですが、その運営
にはいろいろな転送テクニックやネットワークの運営をうまく行っていくにはいくつか
の決め事が必要となってきました。
 内輪だけのネットワークでやっていたころにはBBS局の数も少なく意志の疎通も簡
単でしたが、その局数が増加するにともなってネットワークを運営するルールも必要に
なってきました。
 そこで、ネットワークに参加するすべてのBBS局のシスオペ間のトラブルがなく、
早くそして確実にファイルを転送するために最低限守らなければならないルールを決め
お互いのコミュニケーションを深める目的でNDCは発足しました。
 FWDNETは、ひとりではできません。多くのシスオペおよびユーザーのみなさん
のご理解ご協力によりはじめて成り立っていくものです。
 みなさん、アマチュア無線とコンピュータを上手に使って、なか良く技術的発展の業
務をやっていきましょう。!!

 平成10年8月21日

                                                名古屋デジタル通信懇談会

(「平成9年度NDC活動報告」平成10年度ハムフェア版から抜粋・一部改変)


1998.08.21.
fmiso at nuee.nagoya-u.ac.jp